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第18回ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合が10月30日に開催される。
日本の厚生労働省は、2003年から社会保障の分野におけるASEAN諸国の人材育成を強化するため、「ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合」を開催している。この会合は、ASEAN+3保健、社会福祉及び労働担当大臣会合を支える事業として関係国間で位置づけられており、ASEAN+3関係大臣会合などに報告され高い評価を得ている。今回は、第18回目となる会合が開催されることとなった。
今回開催される会合に参加する予定の者は、ASEAN10ヶ国と、中国、韓国の社会福祉政策担当行政官、保健政策担当行政官及び雇用政策担当行政官となる。協力する機関は、ASEAN 事務局、世界保健機関西太平洋地域事務局(WPRO)、国際労働機関(ILO)駐日事務所、独立行政法人国際協力機構(JICA)となる。
テーマは「子どもの未来を支える包摂的社会の構築~自閉症スペクトラム障害をはじめとする発達障害のある子どもとその保護者への支援に焦点を当てて~」となる。議論の主題は、「発達障害のある子どもと保護者を支える切れ目のない地域支援体制の構築」「早期発見・早期支援に向けた医療と福祉サービスの整備・連携」「発達障害のある人の就労・社会生活支援」「発達障害のある子どもを持つ保護者への支援」「新型コロナウイルスを踏まえた新しい生活様式における支援の工夫」となる。
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