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野上農林水産大臣は、群馬県内のベトナム国籍の男がアパートで無許可で豚を解体したことや、北関東で家畜や農産物の盗難事件が相次いでいることに対しては、大変重大な事案であり早期に全容が解明されることを期待するとの旨を述べ、具体的な対策などには言及がなかった。
11月4日に実施された野上農林水産大臣記者会見の際に、記者から「アパートで無許可で豚を解体したとして、群馬県内のベトナム国籍の男が再逮捕されました。北関東で相次いだ家畜や農産物の盗難事件との関連があるのではないかとの見方もありますけども、このことについて受け止めをお願いいたします」との旨の質問が行われた。
この質問に対して野上農林水産大臣は「家畜の盗難につきましては、入管難民法またはと畜場法違反の容疑で群馬県でベトナム人17人が逮捕されたのに加えまして、埼玉県でもベトナム人1人が逮捕され、各県警が捜査しているとの報道があったことは承知しております。本事案の詳細につきましては警察にお問い合わせいただきたいと思いますが、家畜の盗難については、畜産経営の観点からも、また、家畜防疫の観点からも大変重大な事案と考えておりますので、早期に全容が解明されることを期待しております」との旨の見解が示された。
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