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静岡県は、『多文化共生への架け橋「世界の文化と暮らし出前教室」』の取り組みの一環として、フィリピンとブラジル出身の国際交流員が母国の文化や暮らしを紹介する出前講座を行うことを発表した。

静岡県では、次代を担う子どもたちをはじめ、多くの県民の方々に多文化共生に対する理解を深めてもらうため、本県国際交流員が学校などを訪問して母国の文化紹介などを行う出前教室『多文化共生への架け橋「世界の文化と暮らし出前教室」』を実施している。この事業は平成21年度から開催しており、昨年度は県内小中高校などで65回、6,061名に授業を実施していた。

令和2年度の出前教室は、県内の小学校、中学校、高等学校、公民館などを対象として、ブラジル、韓国、フィリピン出身の国際交流員が講師となって、各国の文化、食事、学校生活などを紹介する予定となっている。今回は、12月の開催予定が発表された。

12月16日に、清水国際高等学校の高校1年生から3年生の32名を対象として、ブラジル出身の国際交流員が行う。12月21日に、静岡県立沼津特別支援学校愛鷹分校の高校2年生18名を対象として、フィリピン出身の国際交流員が行う。

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