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2020年11月の訪日外国人数は56,700人となり、14か月連続で前年同月を下回ったものの、実数としては前月から増加している。
日本政府観光局(JNTO)の発表によると、新型コロナウイルスの感染拡大により、日本における検疫強化、査証の無効化などの措置が引き続きとられており、また多くの国では引き続き海外渡航制限などの措置がとられていることなどの理由により、ビジットジャパン重点22市場の多くで訪日外客数が対前年同月比で99%を超える減少となっている。しかしながら、一部の国と日本の間では、「ビジネストラック」や「レジデンストラック」の運用が開始され、10月1日以降は一定条件下のビジネスなどに限っては、すべての国・地域からの新規入国が可能となったことから、訪日外国人客数は徐々に増加している。
2020年11月おける訪日外国人数は56,700人となる。国・地域別の内訳は、中国が18,100人、ベトナムが14,700人、インドネシアが3,400人、韓国が2,800人、フィリピンが1,700人、台湾が1,200人、米国が1,100人、タイが1,000人、インドが1,000人となっている。
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