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フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、自身の任期が2022年5月に満了することにともない、憲法改正などを実施して任期を延長させる予定はないことを表明した。
フィリピンの野党などからは、ドゥテルテ政権が推し進めている憲法改正が、議員や大統領などの任期を延長することになるという懸念の声があがっていた。これらの懸念を払しょくさせるため、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領はケソン市でのメトロマニラスカイウェイ第3期プロジェクトの発足式の際に、自身の任期を延長させる予定はないことをあらためて表明した。
また、フィリピンの世論調査機関が実施した、次期大統領選で誰に投票するかという旨の長さを実施した結果、ドゥテルテ大統領の長女でありダバオ市のサラ市長がトップとなっていた。これらの調査結果を踏まえて、ロドリゴ・ドゥテルテ氏が副大統領として、サラ氏が大統領として、いわゆるタンデム体制での出馬を行うべきとの声もあがっていた。このことに関してドゥテルテ氏は、娘には2022年の大統領選に出馬して欲しくないとの見解を示している。この理由の一つとして、悲しいことではあるが、大統領職は女性には不向きな仕事だとも述べている。
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