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日本政府は、ミャンマーにおける新型コロナウイルス感染症対策を支援する取り組みの一つとして、ミャンマーに対して医療廃棄物処理装置、遠心分離機、滅菌器の引き渡しを行ったことを発表した。
今回引渡しを行った機材は、医療廃棄物処理装置10台、遠心分離機3台、滅菌器4台となる。これらの機材は、ミャンマー国立保健研究所、公衆保健研究所及び各地の国立病院で使用される。引渡式は国立保健研究所で行われ、テイ・テイ・ティン保健省局次長とジャン・フランソワ・ロランUNOPSミャンマー事務所副代表が参加していた。
日本政府は、 質の高い医療機材を供与する無償資金協力事業(供与額5.18百万米ドル)を通じて、これまでに全自動PCR検査機、PCR検査機用のラップトップパソコン、PCR検査キット、検査試薬(RNA精製・解析キット、分子生物学用試薬)、ICU施設用の無停電電源装置及び医療施設用発電機を国立保健研究所や国立病院などへ引き渡していた。今後も、救急車、検査キット、移動式X線装置、医療用モニターやパルスオキシミーターなどを調達し、ミャンマー政府に引渡しを行っていく予定である。
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