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ベトナム政府は、ハノイのホテルで亡くなった54歳の日本人男性が、新型コロナウイルスに感染していたことを公表した。

ベトナム政府の発表によると、この54歳の日本人男性は、1月17日にホーチミン市に訪問し、1月31日までタンビン地区で隔離されていた。この隔離期間中に実施された1月17日と1月31日のウイルス検査では、ともに陰性であった。その後、2月1日に飛行機でハノイに訪問し、2月13日までタイホ地区のホテルに滞在しており、13日の午後の夜にホテルで死亡しているのが確認された。なお、死因に関しては、まだ特定されていない。

今回の発見に伴い、ハノイ疾病対策センターは緊急通知を発出した。この通知では、特定の場所を滞在・訪問した人、もしくは特定のフライトを利用した人に対して、直ちに保健当局に連絡することを要請している。特定の場所は、以下となる。

1月31日夜、IBISホテル、ホーチミン市
2月1日11時発13時20分着、ホーチミン市発ハノイ市行きベトナム航空VN254便
2月1日から13日まで、タイホー区クアンアンのタイホー通り2号にある「サマセット・ウェストポイント・ホテル」
2月2日12時から13時まで、ホアンキエム区Pham Chu Trinh通り23号の「サンレッドリバー・ビル」
2月3日18時から20時まで、タイホー区クアンアンのXuan Dieu通り168号にある「八十八商店レストラン」
2月4日朝、2月8日、タイホー区クアンアンのXuan Dieu通り51号にある「ラッフルズ・メディカルクリニック」
2月5日19時から21時まで、バーディン区リンランのKim Ma Thuong75号にある「とり吉(とりきち)レストラン」

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