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日本政府は、カンボジアに対して、水生植物や藻などを活用してバイオ燃料を製造する技術を活用した支援を実施する。
カンボジアの中央に位置するトンレサップ湖では、外来水生植物であるホテイアオイが大量に繁殖しており、漁民による漁に深刻な影響を引き起こしている。そのため日本政府は、この問題を解決させるための支援を実施することを決定した。
今回実施される支援は、コンポンチュナン州環境局のチュゥン・ヴッ副局長との間で「コンポンチュナン州ホテイアオイのバイオエタノール化機材整備計画」(供与限度額169,750米ドル)として、贈与契約書に署名する形で実施される。この支援により、バイオエタノールの製造装置が整備されることで、漁に有害なホテイアオイの除去が促進され、漁場へのアクセスが改善し、漁民の生計向上及び基礎生活の改善が見込まれる。また、トンレサップ湖の水質が向上し、湖の生態系が保全されることも期待される。
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