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インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は、バリ島沖で沈没したインドネシア潜水艦の乗組員全員が死亡したことに対して、潜水艦の乗組員と家族に向けて哀悼の意を表すとともに、殉職することとなった者たちを最高の愛国者と表現した。

インドネシア海軍は、バリ島沖で沈没したインドネシア潜水艦「KRIナンガラ402」を25日に発見し、53人の乗組員の全員が死亡したことを発表した。インドネシア海軍によると、沈没した潜水艦は、1980年前後に建造されたドイツ製のものとなり、魚雷訓練を実施する予定であったとしている。潜水艦の救助に向けては、シンガポール・マレーシア・インド・オーストラリア・アメリカなどの国が協力をしたとしている。

インドネシア海軍では、以前はロシア製の潜水艦を主として編成していたが、その後は老朽化や国際情勢の変化を受けて、軍備増強のために他国からの潜水艦の購入を進めていた。現在では、韓国製の潜水艦3隻を保有しており、沈没したドイツ製の「KRIナンガラ402」も韓国で改修・改良が行われた後に、2012年からインドネシアに投入されていたとされている。

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