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日本の防衛省・自衛隊は、スリランカに対して、航空救難セミナーを5月11日に実施した。
日本の防衛省・自衛隊では、自国が有する能力を活用し、他国の能力の構築を支援する能力構築支援を実施している。スリランカに対しての能力構築支援事業では、2020年2月に航空救難、2019年10月に航空救難、2018年10月に捜索救難及び乗艦協力プログラム、2018年6月に衛生、2018年4月に捜索救難を実施していた。
今回は、航空救難に関しての能力構築支援事業として、2回目となる航空救難セミナーが実施されることとなった。新型コロナウイルス感染症の影響により往来ができないため、セミナーはオンラインで実施された。
セミナーが開催された場所は、防衛省(東京都)、航空自衛隊入間基地(埼玉県)、スリランカ空軍司令部(コロンボ市)などとなる。支援対象者は、スリランカ空軍関係者7名となる。日本側の参加要員は、防衛省防衛政策局参事官付3名、航空自衛官3名となる。日本からは航空自衛隊の捜索救難に関する能力や要領などについて、実例を交えながら紹介された。スリランカ空軍からは、同様の説明が行われ知見の共有がなされた。
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