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国土交通省は、中堅・中小建設企業のアジア・ASEANなどへの海外進出を支援するため、「海外進出セミナー」を6月25日に開催する。

国土交通省の見解によると、アジア、特にASEAN諸国を中心とする世界の建設市場では、インフラ整備への大きな需要が見込まれており、これら世界の成長市場へ進出していくことは、建設産業の持続的な発展を図る上で極めて重要であるとしている。他方で、日本の中堅・中小建設企業の中には、海外市場で通用する技術やノウハウを有しているものの、海外進出に当たっての知識・ノウハウ不足が課題となり、独力で新たな一歩を踏み出すことに躊躇している場合が多々見受けられるとしている。

そのため、国土交通省は、こうした意欲と能力を有する中堅・中小建設企業の海外進出を支援するため、「海外進出セミナー」を開催し、中堅・中小建設企業の海外事業展開に関する講演や、政府関係機関の海外進出支援施策等の紹介をすることを決定した。

予定しているプログラムは、【第1部】「主催者挨拶・事業概要説明」「海外事業展開に関する講演」「JASMOCの活動」「支援施策紹介1・2・3」「質疑応答」、【第2部】「海外進出時における税務上の検討のポイント(東南アジアを中心として)」「インドネシア・オムニバス法による改正点(建設業関連)」「質疑応答」「ベトナム建設市場、海外進出に係る課題」「外国人材採用の概要」「外国人材採用経験談」「質疑応答」「連絡事項・閉会」となる。

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