兵庫県で、外国人県民への日本語学習支援者を対象とした研修が、11月中旬から来年初旬にかけて開催される。
この研修は、『対話ができる支援者になろう―「対話」とおしゃべりはどこが違う?普段の活動が、ぐんと深まる「対話」についてシリーズで取り上げます―』として開催される。事業の主催は、(公財)兵庫県国際交流協会の多文化共生課となる。後援は、兵庫県・兵庫県教育委員会・神戸市教育委員会の予定となる。また、文化庁の「地域日本語教育の総合的な体制づくり推進事業」であり、「兵庫県地域日本語教育の総合的な体制づくり推進事業」でもある。対象となる者は、兵庫県内で日本語学習支援者や教師として活動中、もしくは活動できる者となる。定員は、いずれも60名となる。参加費は、無料となる。
第1回目は11月17日に、『学習者の背景理解~対話を通した共生の社会づくり~』として、武蔵野大学グローバル学部准教授が講師を務める。
第2回目は11月24日に、『「やさしい日本語」を使ったコミュニケーションの創造~「対話」につながる伝える力~』として、NPO法人おおさかこども多文化センター理事、日本語教育支援グループことのは副理事長が講師を務める。
第3回目は12月8日に、『〈活動方法の引き出しを増やそう1〉対話活動で伸びる・伸ばすコミュニケーション力~なぜ対話型?文型学習はどうする?~』として、合同会社おおぞら日本語サポートが講師を務める。
第4回目は12月15日に、『〈活動方法の引き出しを増やそう2〉対話を取り入れた活動~生活場面教材を使うときの例、県内の活動紹介~』として、(公財)兵庫県国際交流協会が講師を務める。
第5回目は1月22日に、『まとめ・ふりかえり~他社との対話と自己内対話~』として、武蔵野大学グローバル学部准教授が講師を務める。
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