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日本の林芳正外務大臣はブルネイのエルワン第二外務大臣と、日・ブルネイ外相電話会談を11月17日に実施した。
林外務大臣からは、新型コロナ対策やLNG供給を含む経済分野に加え、安全保障、気候変動、デジタルなどの協力を強化していきたい旨が述べられた。エルワン大臣からは、これまでの日本との協力に対する謝意が述べられたほか、両国の関係強化に向けて一層連携していきたい旨が述べられた。
両大臣は、「自由で開かれたインド太平洋」と「インド太平洋に関するASEANアウトルック」の実現に向け、スールー・セレベス海など周辺地域を含め、具体的な協力を進めていくことで一致したほか、地域情勢についても意見交換を行い、林大臣から東シナ海・南シナ海における一方的な現状変更の試みについて、強く反対する旨を述べた。
ブルネイ外務省は、岸田総理大臣が再任したことに対しては11月11日付で「ブルネイ・ダルサラームは、貿易、エネルギー、人と人との交流などの分野での長年の協力に支えられた、日本との温かく緊密な関係を大いに評価しています。両国と国民の相互利益のために、これらの関係をさらに深めることを楽しみにしています。ASEAN関連会議では、お会いできて光栄でした。また、今年のASEAN議長国であるブルネイ・ダルサラームを堅実に支援してくださった日本にも感謝の意を表します」との旨のメッセージを発出している。
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