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日本の宝ともいえる外国人留学生が国民の安心を保ちつつ円滑に入国できるよう設けた『留学生円滑入国スキーム』において、中国などからの留学生受入を円滑するためにも中国の深圳航空も参画することとなった。

『留学生円滑入国スキーム』とは、岸田総理が3月3日の記者会見の際に、わが国の宝ともいえる外国人留学生が国民の安心を保ちつつ円滑に入国できるよう留学生円滑入国スキームを設けて支援するとの旨などを述べたことなどをうけて、日本の文部科学省、出入国在留管理庁、国土交通省が共同で設けた枠組みである。この枠組みの説明資料は、英語版、中国語版、フランス語版なども用意された。

令和4年3月時点では、中国からの航空便については運航本数が限られていることなどもあり、このスキームを用いても航空券の確保が非常に難しいことが想定されるとしていた。当初は、「日本航空:ベンガルール=成田便」「スプリング・ジャパン:ハルビン=成田便」「全日本空輸:上海=成田便」「全日本空輸:ムンバイ=成田便」のみであったが、4月8日以降は、「日本航空:大連=成田便」「日本航空:広州=成田便」「春秋航空:上海=成田便」「厦門航空:福州=成田便」「ネパール航空:カトマンズ=成田便」の便も使用できることとなり、4月17日以降は「深圳航空 深圳=成田便」の便も使用できることとなった。

4月12日時点では、参画している航空会社は、日本航空(JALグループ)、全日本空輸(ANA)、中国国際航空・深圳航空、中国南方航空、春秋航空、厦門航空、ネパール航空となる。

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