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石破政権は、アフリカの北西沖に浮かぶカーボベルデ共和国における食料事情の改善を支援するため、供与額1.5億円の無償資金協力を実施することが明らかになった。

日本の外務省の見解によると、カーボベルデは、耕作可能な土地が国土の面積の約1割に限られる島嶼国であり、主食の米や小麦を含め国内で消費される穀物のほとんどを海外からの輸入に頼っている。このような状況の中、長年にわたる干ばつによる食料生産量の減少及びロシアによるウクライナ侵略の影響による食料価格の高騰等により、近年、同国の食料事情は一段と悪化しており、引き続き食料安全保障への対策が急務となっているとしている。

そのため、日本政府は、カーボベルデの食料安全保障の改善を目的として、我が国政府米による食糧援助を実施するため、供与額1.5億円の無償資金協力「食糧援助」を実施することを決定した。この支援を実施することに関し、カーボベルデ共和国の首都プライアにおいて、伊澤修駐カーボベルデ共和国日本国特命全権大使と、ジョゼ・フィロメノ・デ・カルバーリョ・ディアス・モンテイロ・カーボベルデ共和国外務・協力・地域統合大臣との間で、書簡の署名・交換が行われた。

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