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海上保安庁は、外国海上保安機関に対する海上保安能力向上支援の専従部門「海上保安庁モバイルコーポレーションチーム」(MCT)をパラオ共和国に5月19日から29日にかけて派遣し、パラオ共和国海上保安当局職員に対する能力向上支援を実施する。
海上保安庁では、パラオ共和国の海上保安機関である「パラオ共和国法務省公安局海上警備・魚類野生生物保護部(DMSFWP)」に対し、日本財団の支援のもと、平成30年から「海上保安アドバイザー」を派遣するとともに、同国からの支援要請を受け、平成31年に外国海上保安機関に対する海上保安能力向上支援の専従部門である MCT を初めて派遣して以来、継続的に能力向上支援を行っている。
今回は、DMSFWPからの救急・救助技術についての指導要請を受け、日本財団から供与されたDMSFWP巡視船の乗組員等に対して、日本財団及び公益財団法人笹川平和財団支援の下、心肺蘇生法や傷病者搬送法など救急・救助技術についての能力向上支援を実施することとなった。
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