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群馬県は、県内企業のベトナム進出を支援するため、群馬県と日系商社との海外工業団地に関する協定を締結した。
群馬県では平成29年2月に、成長著しいASEAN諸国の中で、将来性・市場性が期待されるベトナム社会主義共和国を訪問し、同国計画投資省と「経済交流に関する覚書」を締結していた。今回は、この覚書に基づき、県内企業の進出を支援するため、県内企業のニーズを踏まえ、北部の中心地ハノイ市近郊及び南部の経済拠点ホーチミン市近郊のそれぞれにおいて、現地工業団地貸工場等への入居支援に係る協定を締結することとなった。
北部地域では、住友商事株式会社とThang Long Industrial Park Corporationとの間で協定を締結した。対象となる工業団地は、「第2タンロン工業団地」と「第3タンロン工業団地」となる。南部地域では、双日株式会社と大和ハウス工業株式会社とLong Duc Investment Company Limitedとの間で協定を締結した。対象となる工業団地は、「ロンドウック工業団地」となる。締結された協定内容は「投資促進セミナー等開催に係る連携及び協力」「貸工場等の視察実施に係る連携及び協力」「貸工場入居時の管理費等の一部免除」などとなる。
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