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日本政府は、カンボジア王国に対する人材育成を支援するため、最大26名のカンボジアの若手行政官が我が国の大学に留学できる、供与限度額3.63億円の無償資金協力を実施する。
カンボジアでは、1970年代から約20年にわたる内戦により多くの有能な人材が失われ、高等教育機関の整備も不十分であるため良質な人材の育成が喫緊の課題となっている。そのため、日本政府はカンボジアに対し経済社会基盤の更なる強化を促す取組を行っており、今回はこの一環として、カンボジアの若手行政官等が日本の大学院において学位(修士・博士)を取得する「人材育成奨学計画」を実施することとなった。
この協力により、最大26名のカンボジアの若手行政官が日本の大学に留学でき、将来のカンボジアの開発課題の解決に貢献し、日本とカンボジアの友好関係の更なる強化にも寄与することが期待される。
なお、日本政府はカンボジア政府に対して同様の支援を継続して実施しており、昨年度の令和3年度は供与限度額3.62億円の無償資金協力、昨年度の令和2年度は供与限度額3.48億円の無償資金協力を実施している。
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