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東京都は、令和4年度海外向け医療機器開発支援事業として、海外の医療機器市場の獲得を目指す中小企業を支援するため、ベトナムの医療機関などを訪問する事業者の募集を開始した。

東京都では、都内ものづくり中小企業が、市場の拡大が予測されるASEANなどの新興国を実際に訪問し、現地の医療関係者のニーズを把握し医療機器開発に活かすとともに、市場攻略等のためのネットワーク作りを行うことを支援する事業を実施している。

今回は、この事業の一環として、国立国際医療研究センターとの連携のもと、今年度の訪問予定先であるベトナムの市場開拓を検討する事業者の募集を開始した。

対象者は10名となり、医療機器開発もしくは製造、販売に携わっている製販企業又はものづくり企業で新興国市場への参入を実施又は検討している都内中小企業である必要がある。訪問先は、ベトナム社会主義共和国　ハノイ及びその周辺都市を予定している。また、ベトナム訪問に加えて、事業化推進コーディネーターを配置し、現地関係機関との継続的な関係構築等に関して支援も行う。勉強会、渡航費及び現地交通費、現地での宿泊費、現地通訳費、コーディネーターによる支援は都が費用負担する。

なお、この事業の運営受託事業者は、日本コンベンションサービス株式会社となる。