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小池百合子知事の東京都は、大学や専門学校などに在籍している学生を、外国人へのおもてなしなどをさせるため、無償で働くボランティアに動員する方針であることが明らかになった。

東京都では、「東京都観光ボランティア」の活動を通じて、外国人旅行者に東京の魅力を紹介している。今回は、大学や専門学校等に在籍している学生の方向けに、観光ボランティアへの参加を促進するため、外国人旅行者へのおもてなしを自ら考えて実践するプログラムを2コース『ガイド体験コース』『おもてなし基礎コース』を実施することとなった。

『ガイド体験コース』の特徴は、語学力を生かして、外国人へのガイドを実演するロールプレイング研修から実際のガイド体験まで、より実践的にボランティア活動を経験できるものとなる。募集対象は、短期大学、大学、大学院、専門学校等に在籍している学生となる。募集人数は、30名となる。

『おもてなし基礎コース』の特徴は、語学力に自信がない方でも、東京の魅力や外国人旅行者とのコミュニケーション方法について、参加者同士での話し合い等を通じて理解を深めることができるものとなる。募集対象は、短期大学、大学、大学院、専門学校等に在籍している学生となり、語学力は不要となる。募集人数は、80名となる。

なお、観光ボランティアの運営は、公益財団法人東京観光財団が実施している。