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海上自衛隊の海上幕僚監部は、令和6年度遠洋練習航海を実施することを発表した。

今回の遠洋練習航海の目的は、「初級幹部に対し、外洋航海を通じて、学校等において修得した知識及び技能を実地に修得させるとともに、慣海性をかん養し、幹部自衛官として必要な資質を育成する」「派遣人員に対し、諸外国との共同訓練等を実施させるとともに、フィリピン海、南シナ海、インド洋、大西洋、地中海、カリブ海、太平洋等の海域を航行することにより、諸外国の活動状況を理解させ、国際感覚をかん養する」「訪問国との友好親善の増進及び『自由で開かれたインド太平洋』の実現に寄与する」こととなる。

期間は、5月20日から11月11日の175日間となる。派遣される艦艇は、練習艦「かしま」、「しまかぜ」となる。人員は、第74期一般幹部候補生課程修了者約190名(うち女性約30名)を含む約570名となる。

訪問する国(寄港地)は、ブルネイ・ダルサラーム国(ムアラ)、セーシェル共和国(ビクトリア)、南アフリカ共和国(ケープタウン)、セネガル共和国(ダカール)、イタリア共和国(ナポリ)、トルコ共和国(イスタンブール)、スペイン王国(バレンシア)、ドイツ連邦共和国(ハンブルク)、英国(ロンドン及びサウザンプトン)、アメリカ合衆国(ノーフォーク及びハワイ)、メキシコ合衆国(アカプルコ)となる。

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