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日本政府は、ネパールに対して「都市送配電網整備計画」「タライ東部地域における灌漑施設改修計画」、バングラデシュに対して「バシャンチャール島におけるミャンマーからの避難民に対する医療・保護支援及びコックスバザール県における治安対策強化計画」の支援を実施する。
ネパールに対する「都市送配電網整備計画」は、159億100万円の円借款により実施される。この支援は、ネパールの主要都市部であるカトマンズ首都圏及びポカラ市を候補に、送配電網整備などを実施するものとなる。
「タライ東部地域における灌漑施設改修計画」は、22億5,600万円の無償資金協力により実施される。この支援は、ネパールの穀倉地域であるタライ平野東部のサプタリ郡チャンドラナハル灌漑地区において、既存灌漑施設の改修を実施するものとなる。
バングラデシュに対する「バシャンチャール島におけるミャンマーからの避難民に対する医療・保護支援及びコックスバザール県における治安対策強化計画」は、5.05億円の無償資金協力により実施される。この支援は、国連難民高等弁務官事務所との連携の下、バシャンチャール島において、医療施設の改修、水・衛生施設(トイレ、シャワー、水道など)の整備、生活必需品の提供などを、ウキア郡の避難民キャンプにおいて、警察駐在所の整備をそれぞれ行うものとなる。
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