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日本の経済産業省は、シンガポール貿易産業省との間で「LNG分野及びエネルギー・トランジションの協力促進に関する協力覚書」に署名したことを発表した。
経済産業省の見解によると、LNGの需給が世界的にひっ迫しており、アジア地域で十分なLNGを購入ができない状況も見られているとしている。日本とシンガポールの両国では、こうした情勢も踏まえ、エネルギーの安定供給及びエネルギー・トランジションにおいて、LNGの果たす役割の重要性と同分野への投資が必要であるとの共通の認識に至った。
そのため、経済産業省はシンガポール貿易産業省との間で、LNGをトランジション・エネルギーと位置付け、LNG分野への共同での投資や危機時の協力、その知見を水素・アンモニアの上流投資や安定供給につなげる協力を目指す、「LNG分野及びエネルギー・トランジションの協力促進に関する協力覚書」に署名した。
今後は、両国のさらなる連携を進め、LNGの安定供給に万全を期していくとしている。
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