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日本の経済産業省は、辻本技術総括・保安審議官がタイ王国工業省工場局ジュラポーン局長からの表敬を受けるとともに、産業保安のスマート化に関する意見交換「日タイ政策対話」を実施したことを発表した。

タイ王国工業省工場局ジュラポーン局長からの表敬では、日タイの局長級でのスマート保安に関する協力覚書に基づき、産業保安のスマート化に関する意見交換が行われた。両者は、引き続き、日タイで連携し、スマート保安分野の技術や政策動向について情報交換することを再確認した。

「日タイ政策対話」では、2022年9月にタイで実施した両国におけるスマート保安分野の最近の施策動向に関する意見交換や、タイの石油精製・石油化学企業などへの視察・意見交換を踏まえ、今後のアクションとして、タイ企業に日本のスマート保安技術を実際に導入し、その有効性を確認する観点から、パイロットプロジェクトのような具体的な協力事業を形成していくことの必要性について意見交換が実施された。また、タイ国内でのIoTやAI、ドローンなどのスマート保安技術を活用できる人材を継続して育成していくにあたり、日タイスマート保安コンソーシアムの枠組みも活用しながら、その仕組みを作っていくことの重要性についても議論が行われた。