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海上保安庁は、能力向上支援を通じてインドネシアとの関係強化に貢献することなどを目的として、インドネシア海上保安機構に対する能力向上支援を1月16日から20日にかけて実施した。
海上保安庁では、令和元年6月に署名された「日本国海上保安庁とインドネシア共和国海上保安機構との間の海上安全保障及び安全に関する協力覚書」に基づき、令和2年から BAKAMLAとの協力を実施している。
今回は、この協力の一環として、外国海上保安機関に対する能力向上支援の専従部門「海上保安庁モバイルコーポレーションチーム(MCT)」2名を、独立行政法人国際協力機構(JICA)の枠組みでインドネシアに派遣し、インドネシア海上保安機構(BAKAMLA)職員に対する能力向上支援を実施することとなった。
今回の訓練では、被疑者などに危害を与えずに安全かつ確実に制圧する技術を向上させることを目的としており、インドネシアではこれまでオンラインで実施していたが、今回は初めて対面で訓練を実施した。BAKAMLAから10名の職員が参加し、基本の技を中心に訓練を重ねた。
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