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日本政府とフィリピン政府は、岸田文雄内閣総理大臣とフェルディナンド・マルコス大統領が日・フィリピン首脳会談を2月9日に開催したことを発表した。
岸田総理大臣からは、マルコス政権の「ビルド・ベター・モア」政策を含むフィリピンの経済開発計画を支えるため、官民を挙げて来年3月までに6,000億円の支援を実施する旨を述べた。マルコス大統領からは、日本による資金協力に深甚なる謝意が示された。
また、岸田総理大臣からは、日本の国家安全保障戦略などについて説明し、マルコス大統領は、自由で開かれたルールに基づく国際秩序への日本のコミットメントを歓迎した。両首脳は、外務・防衛閣僚会合(「2+2」)を含む二国間協議を通じ、安全保障・防衛協力の具体化を追求していくことで一致した。
なお、両首脳立ち会いの下、「南北通勤鉄道延伸計画(第二期)に関する交換公文」「南北通勤鉄道延伸計画(第二期)に関する円借款貸付契約」「南北通勤鉄道計画(マロロス-ツツバン)(第二期)に関する交換公文」「南北通勤鉄道計画(マロロス-ツツバン)(第二期)に関する円借款貸付契約」「自衛隊の人道支援・災害救援活動に関する取決め」「農業に関する協力覚書」「情報通信技術に関する協力覚書」の二国間協力関連文書の交換が実施された。
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