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大野知事の埼玉県は、日本人住民と外国人住民がお互いの立場を理解し安心して暮らすことができる地域づくりに向けて、県民らにボランティアを行うよう要請した。
埼玉県によると、令和5年末時点の県内の外国人住民数は23万人を超え、県民の約31人に1人が外国人であるとしている。そのため、日本人住民と外国人住民がお互いの立場を理解し、安心して暮らすことのできる地域づくりに向けて、身近な外国人と気軽にコミュニケーションをとるコツを学ぶ「多文化共生ボランティア育成研修」が開催されることとなった。
「多文化共生ボランティア育成研修」の主催は埼玉県、事務局(県委託事業者)は、ひらがなネット株式会社として開催される。研修対象者は、県内在住・在勤・在学の者を中心に、埼玉県内での外国人住民支援に関心のある者となる。この研修では、3つのテーマ「多文化共生理解」「やさしい日本語」「ボランティアの基礎」を通して、多文化共生を学ぶ。
「多文化共生理解」のテーマの講師は俳優、タレントの「サヘル・ローズ」氏が、【国 ・ 文化の違いを越えた多文化共生に向けて】として実施される。
「やさしい日本語」のテーマの講師は、一般社団法人やさしいコミュニケーション協会 代表理事 日本語教師/やさしい日本語アドバイザーの「黒田友子」氏が、【コミュニケーションにおけるやさしい日本語の効果】として実施される。
「ボランティアの基礎」のテーマの講師は、NPO 法人国際活動市民中心 (CINGA)コーディネーターの「新居みどり」氏が、【外国人の困りごとやトラブル解決事例と実践法】として実施される。
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