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日本の経済産業省及び日本貿易振興機構(ジェトロ)は、シンガポールにおいて第1回「日シンガポール・ファストトラック・ピッチ」を開催した。
経済産業省の見解によると、ASEANでは物流・決済・金融など幅広い分野で、デジタル技術を活用し、社会課題を解決するリープフロッグ型のスタートアップが輩出され、多くのイノベーションが創出され続けているが、日本企業がASEAN地域で新たに生み出されるイノベーションを自社に取り込み、或いは成長するASEEAN市場での競争力を向上させていくには、各国で急成長を遂げるスタートアップとの間での戦略的な協業が不可欠となってきているとしている。
そのため、経済産業省及びジェトロは、日ASEAN友好協力50周年を機に、ASEAN各国との新たなイノベーション創出に向けた協力の在り方として、各国政府関係機関との共催で、日ASEAN双方のスタートアップと大企業との協業によるオープンイノベーション創出を後押しする施策を「日ASEAN共創ファストトラック・イニシアティブ」として開始することを決定していた。
今回は、シンガポールとの間において、「日シンガポール・ファストトラック・ピッチ」が開催されることとなった。イベントは、西村康稔経済産業大臣及びタンシーレン・シンガポール貿易産業大臣が、ビデオメッセージで開会の挨拶を行い、両国間でのイノベーション創出に向け、協力強化の重要性を発信した。200名以上の会場参加者と、200名以上のオンライン参加者を前に、日本企業及び在シンガポールのグローバル企業8社から提示されたオープンイノベーション・チャレンジに対し、日本及びシンガポールをはじめとする22社のスタートアップが提案をプレゼンした。
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