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日本の林芳正外務大臣とフィリピン共和国のエンリケ・マナロ外務大臣は、日・フィリピン外相会談を5月16日に実施した。
日本政府の発表によると、G7長野県軽井沢外相会合の成果やG7広島サミットに向けた考えにつき説明したほか、「自由で開かれたインド太平洋」の新たなプランについて説明を行ったとしている。
フィリピン政府の発表によると、G7に関しては言及されておらず、両当局者は、二国間、多国間、米国との三国間を問わず、すべての日比協力プロジェクトを着実に実施することで合意するとともに、南シナ海、経済的抑圧、ウクライナ情勢、核・ミサイルや拉致問題を含む北朝鮮への対応などの地域問題について緊密に連携していくことを確認したとしている。また、マナロ外務大臣は、防衛装備移転プロジェクトは着実に進展しているとしつつも、日本および米国との三国間安全保障パートナーシップの可能性について協議が進められているが、まだ非常に初期段階にあるとの見解を示した。
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