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ワタミ株式会社は、日本市場が飽和状態なために海外展開を行っており、6月28日にカンボジアのイオンモールプノンペンに6カ国12地域目となる居食屋「和民」を開業している。
そのワタミの創業者である渡邉美樹参議院議員がカンボジアのスン・チャントール(Sun Chanthol)大臣と7月22日に会談したことをカンボジア政府は発表した。

会談の際には、渡邉議員が代表を務める公益財団法人School Aid Japan(以下、SAJと略す)の住田平吉事務局長も同席した。
SAJは発展途上国に学校の建設・運営を行う公益財団法人であり、カンボジアに多数の学校建設の支援を行っているため、カンボジア政府はこの支援に対して感謝の意を表明した。
この会談において、渡邉議員はカンボジアにおいて和民などの食品事業を拡大していく旨を大臣に伝え、大臣も事業を拡大していく事を奨励した。
両者は日本の投資家がカンボジアの加工産業や農業産業などへの投資を行いやすくし、2015年までに2カ国の取引額を10億米ドルまでに増やす目標を立て、協力し合うことも話し合われた。

カンボジア政府はイオンモールの成功を受けて更なるモールの招致を行っており、カンボジアへの日本企業進出が進みそうである。

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