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タイ政府は先日の記事(タイとベトナム・・)で報じているように、EUやアメリカなどの各国から軍事クーデターに対する批判が強いため、近隣諸国との関係改善の活動を優先的に行っていたが、インドとの国交も正常化しつつある状況であり、タイとインドの両国の政府関係者が2014年7月21日にタイ王国陸軍本部で会談を行った。
この会談では、両国の更なる関係強化に加えて経済協力・軍事交流についても話し合われた。インド政府は現状のタイ政府の政情安定化に向けた行動に対しては評価しており、この評価に対してタイ政府は感謝の意を示した。軍事交流に関しては、両国の軍事司令官同士の交流に加えて共同軍事演習の実施に向けて調整を行っていくこととなった。経済協力に関しては、相互間の投資の促進を行い、両国間の専門知識を共有し、自由貿易協定に関する交渉を前向きに進めていくことで合意した。
タイの現状は、タイ国王陛下の承認に伴い暫定憲法が7月22日に発効している状況である。この暫定憲法に基づき、正当な選挙を実施する見込みであるため、タイの政情は沈静化しつつある。
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