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ASEANでは2015年にASEAN経済共同体(AEC)を設立させる予定である。AECとは、EUをモデルとした地域内の統合を強く図る経済共同体である。ASEAN加盟国はAEC設立に向けて自国内で準備を実施しており、ラオスでは副首相兼外務大臣であるトーンルン・シースリット氏(Thongloun SISOULITH)がAEC設立に向けて実施している取り組みの内容を8月8日に発表した。発表した主な内容は以下である。
1.ASEAN共同体に参加することを国民に認識して貰う
2.関係省庁や自治体間の連携システムを改善する
3.ASEAN市場でラオス製品が競争に勝てる見込みのある製品・サービスの調査を行う
4.企業が競争力を向上させる事が可能とするよう法規制の改善を行う
5.共同体に有益に参加するために、関係省庁や自治体の職員の能力を向上させる
ラオスは2016年に2回目のアセアン議長国を務めることが決まっており、AEC設立直後での議長国となることからも念入りに準備を進めている事が伺えている。
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