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日本の総合商社である丸紅株式会社は、シンガポールの子会社 を通じて、インドネシアの医療用消費財メーカーであるOneject社へ出資参画したことを発表した。

丸紅の見解によると、東南アジアでは、人口成長に伴う中間所得層の拡大により医療への需要が増加しており、注射器を含む使い捨ての医療用消費財は、医療水準や衛生意識・作業効率化に対する意識の向上を受けて、あらゆる医療サービスでニーズが高まっていることから、医療市場全体の成長とともに着実な成長が見込まれているとしている。

そのため、丸紅は医療を支える医療用消費財を通じてメディカル領域での事業展開を目指すため、Oneject社への出資参画を実施することを決定した。Oneject社の主力製品である安全機構付き注射器(使用後の針刺し事故や・再利用を防止する安全機構が付帯された使い捨て注射器)は、WHO(世界保健機関)にも認定され、現在、インドネシアにおけるシェアは約90%を占め、世界各国でも広く利用されている。

丸紅は、今後も東南アジアで成長ポテンシャルの高いメディカル領域への投資を通じて、更なる価値創造を目指していく方針である。

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