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国際電気通信連合(ITU)では2015年から2018年における新しいITU理事会の選挙が10月27日に実施された。アジア・オセアニア地区(リージョンE)では13議席を立候補した18カ国が争い、アセアンからはインドネシア・フィリピン・タイが選出された。マレーシアも立候補していたが、僅差で落選した。なお、ITU事務総局長には中国の趙厚麟氏、ITU副事務総長にはイギリスのマルコム・ジョンソン氏が選出された。
ITUとは国際連合の専門機関の一つであり、電気通信分野や無線通信分野などにおける各国間の標準化と規制を実施することを目的として設立された組織であり、190カ国以上の国が参加している。日本は1959年からITU理事国としてITUの管理・運営に参加しており、1999年から2006年には日本人の事務総局長が選ばれていた。
アジア・オセアニア地区のITU理事会の選挙結果は以下である。
【当選】
中国:142票
韓国:140票
日本:139票
インドネシア:121票
クウェート:121票
アラブ首長国連邦:120票
オーストラリア:116票
バングラデシュ:115票
フィリピン:115票
サウジアラビア:115票
タイ:108票
インド:103票
パキスタン:101票
【落選】
マレーシア:100票
スリランカ:83票
レバノン:80票
イラン:72票
バーレーン:70票
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