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ミャンマーでは国民の90%程度が仏教徒で、キリスト教徒は4%程度とされている。国民の大多数が仏教徒であるが、近年は仏教徒もクリスマスを祝うイベントに参加している。ミャンマーのテイン・セイン大統領は、ネーピードーの大統領宮殿で12月24日にクリスマスイブを祝うイベントを実施した。

このイベントにはキリスト教協議会の幹事なども参加し、テイン・セイン大統領はキリスト教徒と円満な関係を築けていることをアピールしていた。このイベントでは、クリスマスソングの合唱会を実施し、テイン・セイン大統領から参加者へプレゼントが贈られた。

テイン・セイン大統領がキリスト教徒との円満な関係をアピールしている事には理由があるとされている。北部カチン州でカチン族による独立を目指して活動しているカチン独立軍の多数は仏教を信仰しておらずキリスト教を信仰しており、言語も異なっている。テイン・セイン大統領はこの独立軍と友好な関係を築くために、キリスト教徒と円満な関係を構築出来ている事を対外的にアピールする必要があるためである。

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