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カンボジアではアンコール遺跡群に支えられる観光産業は国にとっての重要な産業であり、国も観光産業を全面的に支援している。このアンコール遺跡群のバンテアイ・クディで3名のフランス人観光客がお互いにヌードを撮影したことにより、カンボジア当局に現行犯逮捕され有罪判決を受けたことを地元メディアが報じた。
この報道によると、フランス人3名は20歳と19歳の2名の合計3名の男性である。アンコール遺跡群は国にとって宗教的なモニュメントであるため、この地で許可なくヌードを撮影することは国および国民を侮辱する行為となることからも激しい怒りをもって、公然わいせつ罪およびポルノ画像製造罪の容疑で逮捕された。3名の若者は間違いを犯した事を認め深く反省していたため、撮影に使用したカメラの没収および罰金刑と執行猶予付き判決をくだされた。また、他の外国人に同様の行為をしないように警告する意味合いからも、カンボジアから強制送還され、4年間の再入国を禁止を言い渡された。
アンコール遺跡群では近年様々な事故が多発してため、カンボジア政府は同様の事件が再発しないよう安全管理を見直す事を発表している。
昨年の10月には、ニュージーランドの女性がアンコール遺跡のバイヨン寺院の仏像を破壊した疑いがあり事情聴取を実施していたが、事情聴取が完了する前に女性が自国に帰国している事件が発生していた。また、中国人観光客が寺院の階段から転落し救急車で運ばれる事故も発生していた。
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