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日本政府は「グリーンメコンに向けた10年」イニシアティブの宣言に基づき、メコン地域の環境保全を支援している。この活動の一環として、日本政府はカンボジア農林水産省森林局に対して、REDDセンター1棟、デモンストレーション活動本部5棟の各施設を無償資金協力により供与しており、このセンター開所式を5月5日に実施したことを在カンボジア日本国大使館は発表した。
日本政府は2009年に開催された第1回日メコン首脳会議で採択された東京宣言において、メコン地域の森林および生物を保護し経済成長を促進させることを目標として、緑あふれるメコン(グリーン・メコン)に向けた10年」イニシアティブを開始することを宣言している。メコン地域(カンボジア・ラオス・ベトナム・タイ・ミャンマー)の発展は、日本およびアジア全体における発展に繋がるため、日本政府は積極的にこれらの国への支援を実施している。
この発表によると、この式典では日本大使が「日本の協力により、温室効果ガスの排出を削減し森林の炭素吸収能力を向上させることによって、カンボジアのREED+戦略が推進されることを望む。」と述べた。カンボジアの農林水産省長官は「日本から供与された施設は、農林水産省にとって大きなインパクトを持つものである。森林局は自らの役割を忘れず、本施設を有効活用し、REDD+活動の促進を通じて、違法伐採の防止及び温室効果ガスの削減に向けて努力しなければならない。」と述べ日本国民及び日本政府に対する謝意を述べた。
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