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主に男性用化粧品の製造・販売を行う株式会社マンダムは、連結子会社である現地法人のPTMandom Indonesia Tbkが、インドネシアのジャカルタの所在していた本社兼工場をブカシへ移設する事に伴い、本社社屋を併設した工場を新たに建設し、竣工式を実施したことを発表した。この新工場設立により、急成長するアジア市場により高品質で低価格な商品を供給することが可能となった。
今回の工場設立は、約4,980億ルピア(約47億円)の設備投資が実施された。これにより、インドネシア国内を含むアジア市場の化粧品需要拡大による生産数量の増加への対応が可能となった。また、新規の事業領域も視野に入れた生産品種の増加に対応すべく、フレキシブルな工場設計とし、効率的な生産ができる体制ともなった。今回の工場設立により、現在のマンダムグループ生産供給体制は、日本・インドネシア2工場・中国4工場となった。日本の既存の福崎工場はグループのマザーファクトリーという位置づけとなり、中国の工場については巨大な中国国内市場の攻略に向けた商品供給を目的とした工場となる。
マンダムは、今回の工場竣工をもとに、今後も成長が期待されるアジア市場に対して、グループ全体でのシナジーを発揮し、製品の効率的な生産および供給を行なう方針であることを表明している。
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