このページの所要時間: 約 1分3秒
日本政府は1992年に国際連合平和維持活動(PKO)に参加して以来、国際社会における平和維持能のために資金・人的な面での貢献を実施しており、この活動の一環としてASEAN各国へPKOに関連する支援も実施している。この支援の一部を受けているマレーシアでは、日本の宮川大使がマレーシア国軍司令部の招待を受け、8月10日にマレーシアPKOセンターを視察したことを、在マレーシア日本国大使館は発表した。
日本政府は1996年に設立されたマレーシアのPKO訓練センターへ、日・UNDP(国連開発計画)パートナーシップ基金を通じて100万ドルの支援を実施している。また、資金協力だけでなく人的協力も進めており、民軍協力訓練コースなどの研修が実施される際には、内閣府国際平和協力本部事務局などから、人道原則等についての講師の派遣も実施していた。
今回の宮川大使のマレーシアPKOセンター視察の際には、案内したバハロム国軍司令部参謀長からは、マレーシアPKOセンターに対する日本政府の支援に対して謝意が表明さた。宮川大使は、バハロム国軍司令部参謀長、アヌイ国軍司令部作戦・訓練部長、ジャマルディンMPC長などと会談を実施し、PKO派遣訓練部隊の視察を実施した。
View Comments
Previous 1 … 3 4 5 6 Next