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三菱重工業株式会社と双日株式会社とベトナムの国営大手銀行のヴィエティンバンク(VietinBank)の3社は、ベトナム国交通運輸省と、ベトナムの高速道路におけるETCシステムの統合に向けた実証事業を推進するための覚書を締結したことを発表した。このヴィエティンバンクには、日本の三菱東京UFJ銀行が約20%を出資している。
現在のベトナムではETCシステムの導入が進みつつあるが、その通信方式は3種類(Active DSRC、Passive DSRC、RFID)が混在しており、これらの統合が課題となっていた。そのため、これらのシステムを統合するために今回の実証事業を実施することとなった。実証事業では、ベトナム南部のホーチミン市郊外において、各種ETCシステムのデータ収集および統合ETCシステムの開発を行い、三菱重工業、双日、ヴィエティンバンクの3社は本実証事業を通じ、ベトナム国交通運輸省の支援を得ながら、高度道路交通システム(ITS)に関わる新規事業の創出をはかる。
三菱重工業・双日・ヴィエティンバンクは、実証事業を通じて培ったノウハウを活用し、将来のベトナムの道路交通の発展に貢献していくことを表明している。
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