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マレーシアのヒシャムディン・フセイン(Hishammuddin Hussein)国防相は、マレーシアはイスラム教徒が多数存在するイスラム教の国であるが、マレーシアのイスラム教徒は穏健派であるため、イスラム過激派組織のイスラム国からはマレーシアはテロの対象としてみられている可能性が強いことを発表した。
この発表によると、イスラム国などによるテロに対しては、アセアン地域を含む国際社会全体で対抗していくべきであり、マレーシアはテロには屈せずに立ち向かっていくとの方針を表明した。また、マレーシア政府要人および不特定多数の人が集まる場所はテロの対象となっているため、引き続き警備を強化していく方針であることを明らかにした。
マレーシアではイスラム国へ関与したことにより多数の人が逮捕されている。今年の2月にはマレーシアの14歳の少女がイスラム国に参加しようとした疑いで、マレーシアの空港からカイロ行きの飛行機に搭乗しようとした直前で逮捕する事件が発生していた。この少女は、SNSなどによりイスラム国からのプロパガンダの影響を受けていたとされていて、この様なSNSを通じた若年層への影響を防ぐ対策も急務となっている。
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