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今年の8月にタイの首都バンコクの中心部において爆弾テロが発生したが、この事件に関係しているとして計画殺人などの容疑で逮捕状が出ていた容疑者の2名がトルコで拘束されたことをタイの現地メディアが報じた。

タイの現地メディアによると、今回拘束されたのはタイ人の女性と夫であるトルコ人の2名である。この2名はテロ事件を実行したグループに部屋を提供するなどの便宜を図っていたとされているが、タイ人の女性は容疑を否認していた。2名が逮捕された経緯などは明らかになっていない。タイ警察はトルコ警察に容疑者の身柄の引き渡しを要求しており、トルコ警察もこの要請に応じタイへ移送する手続きを進めている。

以前のニュース(タイ爆破テロ事件の容疑者が起訴、真相は不明なまま終結)でも報じているが、タイ政府は事件の全容が明らかになっていないにも関わらす、爆破テロ事件の容疑者として合計17名に逮捕状を出し、捜査終結を宣言している。既に身柄を確保されていた2名の容疑者は先月24日に軍事裁判に起訴されており、現時点で逮捕出来ていないのは13名となっている。