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ベトナム政府は、2020年までの国家電子商取引発展プログラムの一環として、オンラインショッピングの一大セールの「オンライン・フライデー」を昨年から実施していたが、2015年の今年は「オンライン・フライデー2015」と銘打ち12月4日に実施したことを発表した。

ベトナム政府は、更なる経済成長を行うために国内EC市場を拡大することが必要と判断したため、一般消費者の購買意欲を促進させるための施策として、アメリカの感謝祭の翌日の金曜日に行われる「ブラックフライデー」を模した「オンライン・フライデー」を2020年まで実施することを決定している。昨年のオンライン・フライデーでは、商品を提供する約1,000社の事業者がこのイベントに参加し、わずか1日で約1,500億ドン(約8億円)を売り上げていた。

今年のオンライン・フライデー2015は、正式な注文額などの詳細は発表されていないが、国民の認知度などが向上したことなどの理由により、昨年に比べて約2倍程度の注文があり、参加した事業者も約2倍となった。ベトナムポストなどの配送業者も、今回のイベント実施にあわせて配送コストを割り引くなどの支援を行っていた。