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株式会社翔泳社は、アセアンにおける企業情報などをまとめた書籍「ASEAN企業地図」を11月30日から販売開始することを発表した。

ASEANでは2015年末にASEAN経済共同体(AEC)が発足することもあり、この共同体全体では人口6億人を超える巨大市場が生まれることとなる。この巨大市場を狙って日本企業はアセアンをはじめとする東南アジア各国へ進出を実施している。しかし、ASEAN各国と言っても、国それぞれで経済発展の速度や政治、宗教などが様々であるため、進出を検討する企業において確実な「現地の情報収集」を行うことが難しいため、大きな課題となっている。

そのため、翔泳社ではASEANで多大な影響力をもつ60の要注目企業グループの情報をまとめた書籍を販売することとなった。この本では、アセアンでビジネスを展開するうえで最低限知る必要がある企業グループについて、全体像を分かりやすく図解している。現地の企業との事業提携や現地進出を考える大企業から中小企業の戦略立案をはじめ、投資家の手助けとしても活用出来る書籍となっている。

翔泳社のマーケティング広報課の担当者は、弊編集部の取材に対して「本書では、東南アジアでどのようにビジネスが行われているかのを解説しています。特に、タイクーンと呼ばれるビジネスで成功した大富豪が率いる企業グループについて鳥瞰図で詳しく説明しているのが特徴です。」とのコメントを回答した。

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