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乳製品メーカーである森永乳業株式会社は、東南アジア地域などの育児用粉乳メーカーに対してのBtoB事業の販売強化を目的として、シンガポールに新会社を設立したことを発表した。
東南アジアでは乳原料製品への需要が増加しており、特に育児用粉乳やサプリメントなどへの需要を原動力として、ホエイ蛋白濃縮物、乳糖などの乳原料製品は、今後の成長が期待されている。また、シンガポールには大手育児用粉乳メーカーや原料サプライヤーが集中している。森永乳業では、これらのメーカーなどへの販売を強化するため、シンガポールに販売会社を設立することとなった。新しく設立する会社名は、モリナガ ニュートリショナル フーズ(アジア パシフィック)、となり事業開始は4月からを予定している。
森永乳業グループは、今後も「グローバル化の推進」を重要な経営課題としており、国際事業の強化を図っていく方針であることを表明している。
【設立する会社概要】
商号:モリナガ ニュートリショナル フーズ (アジア パシフィック)
商号(英記):Morinaga Nutritional Foods (Asia Pacific) Pte. Ltd.
所在地:Jurong East, Singapore (シンガポール、ジュロン・イースト)
設立日:2015年12月22日
事業開始日:2016年4月1日
事業概要:ホエイ蛋白濃縮物、乳糖などの乳原料製品、ビフィズス菌末の販売
販売エリア:シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム、タイ、オーストラリア、ニュージーランドなど
資本金:243,000シンガポールドル(約20百万円、持分比率 森永乳業100%)
従業員:5人
売上目標:初年度 17億円(21百万シンガポールドル)
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