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株式会社国際協力銀行(JBIC)は、日本の中小企業の海外進出を支援するための様々な施策を実施しているが、この施策の一環として、池田泉州銀行との協調融資により、インドネシアの現地で自動車関連部品の製造・販売を行っているボルツ株式会社へ総額290億インドネシア・ルピアの融資を実施することを発表した。

ボルツ株式会社では、自動車のエンジン・ステアリング・トランスミッション等に使用されるエンジンボルトやピストンピン等のボルト類の製造・販売を行う中小企業であり、好調な経済成長が続き自動車や自動二輪車等の需要が拡大すると見込まれているインドネシアに現地会社「PT. BOLTZ INDONESIA(PT.BZI)」を2013年8月に設立していた。このPT.BZIでは、インドネシア現地での生産活動を通じて、ボルト類の海外シェアを獲得することを目標としている。国際協力銀行(JBIC)は、この活動を支援することなどを目的として、PT.BZIがインドネシアの西ジャワ州カラワンにおいて製造・販売事業を行うために必要な資金を融資することを決定した。

JBICは、今後も日本の公的金融機関としてインドネシア等の成長市場において、日本の中小企業の海外事業展開を金融面から支援していく方針であることを表明している。