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日本政府は、ベトナムの妊産婦と乳児を守るための支援の一環として、「女性健康センター」の設立を支援していたが、このセンターの整備が完了したことに伴い、3月1日に開所式典を開催したことを在ベトナム日本大使館は発表した。
ベトナムでは堅実な経済成長と保健医療技術の向上により、妊産婦・乳児死亡率などは改善されていたが、依然として都市部と農村部における保険医療技術の格差は大きいままであった。また、都市部においても、医療従事者が不足しているなどの理由により、満足な医療サービスを提供出来ていなかった。そのため日本政府は、これらの問題を解決するための支援を実施することを決定していた。
この支援は「女性健康センター設立と助産師能力向上プロジェクト」として、2015年3月5日に実施することを決定しており、日本NGO連携無償協力事業として約59万ドルが投入されている。このプロジェクトでは、ベトナム助産師会と連携の上で、女性の健康を守り女性に優しいサービスを提供する施設のモデルとなるべく、フエ市内に「女性健康センター」を設立した。同時に、ベトナム助産師会スタッフなどへのサービスの技術指導も実施している。
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