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日本政府はカンボジアにおける医療水準を向上させるため、シハヌーク州の病院を整備する計画の支援を実施していたが、病院の整備が完了した事に伴い、完成式典を実施したことを在カンボジア日本大使館は発表した。

この整備支援は、無償資金協力として2013年3月28日に「シハヌーク州病院整備計画(the Project for Improvement of Sihanouk Province Referral Hospital)」として実施することが決定されていたものである。この支援では、カンボジアのシハヌーク州病院の施設改築と医療機材整備を実施した。

シハヌーク市では、経済成長と人口増加により、医療施設を利用する人達が増えているのにも関わらず、施設・医療機材の老朽化が大きな課題となっていた。そのため日本政府は、この病院の基礎的な医療サービスの向上などを図ることを目的として、病院サービス棟、事務棟などの施設改築と医療機材の整備に関する支援を実施することを決定した。

開催された記念式典には、カンボジアのフン・セン首相にくわえてモム・ブンヘーン保健大臣も参加した。フン・セン首相は、日本国民と日本政府に対する謝意を述べ、この病棟の完成がゴールではなく、よりよい医療サービスを提供することが重要である、と述べた。

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