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三菱地所の連結子会社である三菱地所レジデンスは、タイのバンコクに日本企業としては初めてとなる分譲マンション事業会社を継続的に実施する合弁会社を、現地デベロッパーと設立したことを発表した。
タイの首都バンコクでは経済発展とともに、分譲マンションへのニーズが高まっており、今後もニーズは拡大するとみられていた。三菱地所グループでは、ベトナムやシンガポールでの事業実績があり、日本国内での各種ノウハウを蓄積していたこともあり、タイにおける分譲マンション事業に進出することを決定した。
設立する会社は「プレミアム・レジデンス(Premium Residence)」となり、従来から三菱地所グループと協力関係にあった現地デベロッパーのAP(THAILAND)Public Co.,Ltdとの共同により設立された。この会社の資本金は約132億円となり、三菱地所レジデンスは49%の出資を行っている。三菱地所レジデンスからは、社員4名をバンコクに派遣し、今後も年間3-5物件、総売り上げで200億バーツ規模での事業展開を行うことを目指す。また、日本人に向けてタイの分譲マンション販売を行う事も検討していく。
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