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楽天証券株式会社は、マレーシアにおいて初めてとなるネット専業リテール証券事業を開始するための合弁会社を設立することを発表した。

マレーシア国内における株式市場は、自国の経済成長に伴い株式売買が活発化しており、今後も堅実に株式市場は伸びるとみられている。しかしながらマレーシア国内での株式売買は、証券会社に所属する営業員の対面取引が主流となっているため、ネット専業のリテール証券会社は存在していなかった。楽天証券では、2011年より日本の個人投資家向けにマレーシア株式のリアルタイム取引サービスを提供していたことから、このマレーシアにおける事業展開を図るために現地に合弁会社を設立し、ネット専業のリテール事業を開始することを決定した。

楽天証券と共同で合弁会社を設立する企業は、証券大手で総合証券会社としては第3位、個人向けでは第1位のシェアを占める「ケナンガ・インベストメント・バンク(Kenanga Investment Bank Berhad)」となり、出資割合は50:50となる。この合弁会社を通じて、2017年春のサービス開始を目指している。

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